DREAM

ep36 姉妹

ピピピピッ

ピピッ

ピコン、ピコン。

「おおお、起きないと」

早めに起きる時は、アラームを3個鳴らす。

「5時か、ふぁーっ」
歯を磨き、顔を洗う。
「弁当作らんと・・・」
キイロイトリの弁当箱は、レオのお気に入りである。

カチャ、カチャ。
じゃー。

「あ、アレ?」

「レオのお弁当、アタシ達作ってるから!」
「おむすびはアタシでぇ、おかずはミユ」

お土産狙い・・・か。
それでもありがたい。

「チャンと食べてね!」
んふふー。

「おおお、あんがと」

「朝食も出来るから、TVでも見ててぇ」

「ほぉーい」

お気に入りの弁当箱+弁当箱入れに保冷剤
さすが妹。

Tr社で洗わしてもらおう・・・。

「はい、ごはんご飯ーん」

「レオは、明後日帰ってくるんでしょ?」

「レオー、支度出来てるのー?」

「出来てる、出来てる」
「お土産買ってくるから」
「寝る前に・・・」

「鍵かけて」
「鍵かけて」

「ハモるのかよ!」
姉妹だな・・・

「ネェー」
「ねぇー」

どんだけ・・・

・・・

「よいしょっと!」
「行ってくるから、留守番ヨロシク!」

「はぁーい」

「レオ、気を付けてネー」

ボボボォー、ボボォー。

「行ったねー」

「レオ、連絡くれるかナー」

「大丈夫、大丈夫!」

「今日も肉だァー」

「肉、にくー♪」

ep35 風呂

「先入るかー?」

「あたし達、先ぃー」

ま、先でも後でも
何とも言えんが・・・。

「レオー、ミユ居るからって覗くなヨー」

覗くとナニかが減るのだろう。
「ハイ、はい」
レイ達が来た時は、気を付けなければならない事がある。
シャンプーとかは分かるが
ボディーソープやタオルは別のを使えとか。
オイラは気にしないのだが、妹達は気になるらしい。

「ギャハハハ」

・・・

「風呂は良い」

浴槽は長く、床は水捌けが良い。
換気も付いていて
夏は涼しく、冬は暖かく出来る。
ヤハリ風呂だな。

・・・

やっと寝た・・か。

レイの部屋はダブルなベッド。
服等の必需品は置いてある。
ミユのも一緒に。
レイとミユは幼馴染で仲が良い。
一緒に寝るのが普通なのである。

カタカタカタ

「明日は関西かー」
なつい。
スケジュールは、確認済み。
プロジェクトの連絡は家に来ないようになってる。
07で初めての、ロングドライブ。
「くぅーっ!」
「あ、ユウにも言っておくか。」
グラサン掛けてっと。

「こんばんわ、レオ」

「こんばんは」
て、夏過ぎる軽装・・・
「あ、明日は朝から出るよー。」
「初めてのロングドライブだから、よろしくね!」

「ホントにー?」
「楽しみー!」

「ああ、関西のTr社までね」
「6時間くらいかなー」

「レオ、休憩時間無いよ」
「予定だと8時間です!」

キッパリ!

ムムム

さすがユウだった・・・な。

「一緒にゆっくり行きましょー」

おおお
「そ、そうだね」
「景色も良いし、楽しもー」

「イェーイ!」
「ドライブ、どらいぶぅー」

くっくっく

ep34 焼肉

全国各地に
Project R-EOに参加してもらっている企業がある。
そのうちの1つ、関西にあるTr社を訪問する予定である。
Tr社でのプロジェクトリーダーKs嬢には連絡済み。

「07を置いて行きますので、データ取りと新規パーツ確認を・・・」
「あと例の2台を・・・一緒に・・・」
「はい、あと・・・」
「よろしくお願いします」
「失礼します」 

何故か頭を下げてしまう。

「レオー、ご飯ーん」

「これから炊くから、野菜切って野菜!」

建物の3階には広いベランダがあり、焼肉の時は外を観ながら焼いて食べる。
因みにキッチンは1階なので、エレベーターで往復。
周りには住宅も無い。
TVは持ち運びが出来、音声は飛ばしている。

「ご飯、もーチョイ待ちー」

・・・

食べてる・・・な。

スゥーーー。

ヤハリ・・・

ジュージュージュー

「レ、レオー 美味しいヨー」

「早くしないと、無くなっちゃうよー」

て、何パック・・・

「食べ切れるの・・・か」

「大丈夫、明日も食べるからー」

「ネェー」「ねぇー」

2人の将来は・・・

ベランダは良い、タバコも吸えるから。

「レオー、タバコの煙ぃー」

「焼肉の煙と一緒だろー」

「違うもん」「ネェー」「ねぇー」

うーむ。
言い返せないのが辛い・・・

「次は、この豚ねー」

「ギャハハハ・・・」

夏は焼肉、冬は鍋ってか。

「あー、食ったー」

「アイスあいすー」
んふふー。

明日起きれるか・・・な

ep33 洗濯

パタッパタッ

洗濯も慣れたモノである。
一人暮らしが長いからなー。
柔軟剤も一緒だから、入れ過ぎて

「くっっさっ!」

とはならない。
うーむ、思い出してしまう。

ピンポーン♪

おおお、来たか。

「ほぉーい」

レイとミユである。

建物の東側と南側は道路に面していて、
ガラス張りになっている。
ちょっと見、ショールームな感じ。
今は、テーブルと椅子が数セット置いてあるだけ。

「あれ、ミユは?」

「クルマー、様子見て買い物しないと」

おおお

「お菓子OK」
「冷蔵庫っと」
「ジュースOK」
「あと・・・調味料ダケて・・・」
「では、行ってくるー」

スタスタスタ・・・

バタン!
「今晩なにするー?」
「肉でしょ、ニクにくー」
「ギャハハハ・・・」
ブブブブブブゥー。

なんとも・・・

明日から西へ用事を済ませる為、来てもらう事にした。
レイの部屋もあるので特に問題は無い。

「あ、ま 良いか」

見てみたいクルマと・・・ストアへ。
むふ。

「コッチには無いからなー、残念」

レイのクルマをガレージに入れるとして、
チンクを中に展示しておくかな。

ババババババァ

外で毛叩きっと!

ババババババ
キュッ、キュッ!

こんなもんかな。

んー、SHOWROOM。

ep32 苦楽

そおー。

洗面所を覗く・・・

「ヌ」

何故か左右を確認。
蓋開いてる・・・な。

そぉー、と。

「!」

洗濯機の中には箱が。

「ゆっくりできたヨ、ありがとう」

と書かれた紙の上に、キイロイトリのヌイグルミ。

洗うモノて、新しい洗剤・・・か。
アノ時、一緒に買ってきたのか。
残り少なかったから助かるー・・・が。

嬉しいようなチョット残念な・・・。

「ハッ!」

ケース・・・。
・・・開けないでおこう。
○○の情け。
量、多いが・・・。
これだけ置いていくのは一体。
又来る時の為なのか。

レイも来るからなー。
押入れに置いておこう。て

「半透明のケースなんですけどー!」

うーむ。
後は野となれ山となれ。

天気も良いし。

「洗濯でもするかー!」

ボールな洗剤は楽で良い。

苦を知って楽を知る。

楽が全て良いとは思わないようにする。
必ずソコには無くなるモノがあるのだから。

ep31 空荷


「おぉはぁよぉー」

いつもな感じで登場なナオ。
この雰囲気だとヤハリ・・・

「おはよ、朝飯もうすぐできるよ」
「食べて行けるんだろ?」

「もちのろん!」

オイラは食パンにバター
ナオには+目玉焼き&ヨーグルで。
なんとも軽い。

「コーヒーどぉするー?」

「自分で入れるー」

今日も暑そうだな。

部屋から車庫内が見えるから
落ち着く。

「先にシャワー借りるねー!」

「ご飯食べたら忘れ物無いように、支度してってー」

「はい、はーい」

衣類ケース3個て・・・
早目に言っておかないと
何を置いていくか分からんからな。

帰りは空荷だから楽か。
途中何処か寄るトコあるとか
言ってたな。

「ご馳走さまでした!」

うむ。

って、即TV・・・。

ガラガラガラガラ

良い天気だなー。
一服イップクと。

「忘れ物ないかー?」
「てか、ケース積んだ?」

「洗うモノは洗濯機にある・・・」

「そこは、ほれ」
「あとは、ヨロシク!」

はぁ・・・
普通、兄妹でも洗い物は別やが。
まさかオイラは下僕・・・。

「あーんな事や、こーんな事はしないように!」

なら持って帰れと言いたいが・・・

「はいはい、分かりました」

「よろしー!」
ふにぃ。

・・・
て、殆ど置いていくの・・・か。
ブツは何処に隠そう・・・か。

「気を付けて帰れよー」

「まったネー!」

アラシは過ぎた・・・。

ep30 電気

ロータリーエンジンでは電気に
気を付けなければならず、
レシプロエンジンより大きいバッテリーを
積む。

R-EOシリーズには
これから来るであろう電気化のテストも
兼ねている。

脱着可能なルーフやガラスは
ソーラー式になっている。
車体の振動による発電など。

ドアミラーはデジタル化し、
クルマのサイドラインを崩さない
デザインが施されている。

・・・
「寝たのかヨ!」

ま、お腹いっぱいなら
気持ちよく寝れるだろう。
明日は月曜なんだが・・・

ナオの事だから明日は昼出とか
連絡してあるのだろう・・・か

「部屋で寝てー!」

○○い、とは言えんからな。

はいはい、おぶって行きますよー。

うーむ

お腹にだけ掛けとくので

「おやすみ」

ポチッ!


ホワイト・アルバム2