DREAM

ep22 朝食

カラカラカラ・・・

ガレージから居間を覗き込む。

「ナオは、まだ起きてないかな」

朝食の用意でもするか、昨日は疲れたろうから。

「ユウ、ちと朝食食べてくるわぁ」

片手を挙げ家の中に入る。
ユウはレオの背中を見ながら手を振る。


得意の茹で玉子でサラダでも添えるか。

「何時頃に起きるんだ?ま、いいか」

電気ケトルに玉子2つ入れ、スイッチを押す。

「ナオは黒糖だったよなぁ、有ったか・・・な」

コーヒーの薫りが部屋中に広がる。


ガッタン!

「な、なんだぁ!」

音がして数十秒後、ナオが目を擦りながらキッチンに姿を表した。

「おぉはぁよぉー」

ピンクの熊柄パジャマ姿で、アライグマのヌイグルミを抱えている。

「いい薫りぃ、レオ朝食作ってるのぉ?」

そうとうお疲れの様で・・・

「そそ、もぉスグ出来るから顔でも洗ってて」

「そぉするぅー、ふぁぁぁ」

そぉ言いながら背中をかく。

「ナオ、パンツ見えてるぞぉ」

「はぁぁぁい」


モールで新調したパジャマ姿を見せたかったのであろう。
ナオなりの朝食を作ってくれるレオへのサービスである。

そぉ言えば、ナオのパジャマ姿は初見。
アニマルが好きなの・・・か。

「あぁ、すっきりしたぁ」
「朝食出来たぁ?」

パジャマ姿のままコッチに来るナオ。

「レオにコーヒー作らせると、砂糖何杯入れられるか分かんないもんねぇ」

うっ!

普通4杯では・・・

「レオォ、早くしないとTV始まっちゃうよぉ」

ナオお気に入りの番組があるらしい。


「いっただっきまぁす」

TVを見ながらパンを頬張るナオ。
ナオのパジャマ姿を見ながら朝食を食べるレオ。

久しぶりの1人ではない朝食。

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ホワイト・アルバム2