DREAM

ep18 早朝

カチャ、カチャ。

「んー、PC繋げるのも結構時間かかるなぁ」

周りが明るくなる頃から作業をするレオ。
R-EO 07 のデータを蓄積、送受信するPCの設定に手を焼く。

「これ見るとユウの○○が見れるかな♪」

全て暗号化されてる為、残念ながら見る事は出来ない。
07にはSSDが4基積まれており、2基がバックアップディスクとなっている。
07用とユウ用である。
片方を取り外しても、もう片方で作動する。

「えーナニナニ、コレをこうして・・・」

カチャ、カチャ。

朝まだ早い時間、静かである。

「ふぅ、ちょっと走ってくるかな」
「一応、書き置きしておくか」


カラカラカラ・・・

キュルッ、ボボボボボボォー。

「おはよう、レオ」

07で早朝走り。

ユウは、ピンクのフレンチにブルーのビニスカでスニーカー姿。

「おはよう、ユウ」

ウインドを下げ外気を入れる、雲一つない良い天気。

「気持ち良いねぇ」

片手で髪をかきあげるユウ。

「ナッ、ナヌ!髪なびいてるじゃん」

なんと芸が細かい、さすがSo社とSE社。

「レオの髪もなびいてるよ」

最近、床屋に行っていないレオである。
静かな街中を出て、バイパスを昇る。

「ちと出すかな」

ボォーーー、ボォーーーーーー。

「くぅーっ、飛んでるみたいぃー」

周りの景色が後方に飛んでいく。

「あっ、レオォ燃料半分だよぉ」

圧倒するパワーとの引き換え。

「あちゃぁ、帰りに馴染みのスタンド寄るかぁ」

バイパスを降りてスグの所に馴染みのスタンドが有る。
工場指定のスタンドに入っているのを見て安心していたレオ。

「もぉU字クン居るだろぉなぁ、洗車してるかも」

いつものパーキングでUターンし、下りはじめる。

「よぉーし、下りもイクぞぉー」

「おぉーっ♪」

ノリが良くなったユウであった。

ホワイト・アルバム2