このバイパスが出来てから毎日のように走っている。
車をいじっては最高速テストをしたり、代車でもやったな。
元旦には、駐車場の横にあるお宮さんで初詣とか。
最近では道の駅も出来て通る車も増加している。
夏になれば海水浴客の帰りで毎日のように渋滞する。
「この駐車場は、レオお気に入りの場所?」
ユウがニヤけながらオイラの顔を覗き込む。
「そーだなー、よくココで一服したりチョッと足を延ばせば県境もあるし」
ニコニコ顔で手のひらに指でメモっている。
「チェック、チェック」
「それからそれからー?他にはー?」
小さい頃からココで育ったから、お気に入りの場所は数知れず。
ユウはGPSナビみたいにチェック箇所を覚えるのか。
「そーだなー、この帰り道でも何かあったら言うから」
はたから見れば妙な光景なのか、GPSナビにも喋るからなー。
「はぁーい♪」
ヌ
返事のバージョンアップ・・・か。
信号の少ないバイパスを途中で降り、街中に入る。
道幅がグンと狭くなるが、城下町だからしょうがない。
ボボボボォー、キィッ!
「ココは?」
信号も無い街中で停車する。
「ココが有名なCOZYさん宅です」
城下町で長屋のように家が立ち並ぶ一角にCOZYさんの家が有る。
「?こおじいさん?おじいさん・・・と」
「あああ、違う違う」
「お爺さんじゃなくて、C・O・Z・Yさん!」
歳はとってるけど、お爺さんまでは・・・。
「オイラの尊敬する大先輩の家、はいメモってメモってー」
友達だけでもAKAONI宅やMICHAEL宅、これは大変な作業になるな。
旧国道に出る、道が広く感じる。
07を創るきっかけになった所でも寄るか。
そう、ある車を買ったのがきっかけである。
そしてオイラ担当の営業さんに話したのがミラクルの始まり。
ボボボォーーー。
「ここがいつもお世話になっているMa社のディーラーだよ」
車を買って以来、用事が無くてもコーヒーを貰って飲んでいた。
そんなオイラにも快くして色々な話してくれる営業さん、
変わった注文でも引き受けてくれるサービスマン。
「ここが、えーっと・・・メモメモ」
昼間ならこんな所止められないよなー。
信号が多いせいか、渋滞の嵐。脇に車を止めようものならホーンの嵐。
都会より田舎ってマナーが・・・。
街中を出て、裏道を走る。回りは田んぼばかりである。
西側に山々があり、その裾野を走る感じである。いわゆる広域農道だ。
「わー、虫の鳴き声とか聞こえるねー」
そー言えば、ユウはドコで聴くのか?
考えてみれば映像だからシートベルトもしないで良いし。
オイラだけしか見えないのも。
「このコース、今走ってきた道がお気に入りだよ」
夜、家から農道を走りCOZYさん宅を訪れ早朝にバイパスを走る。
何回走った事か。今では懐かしい感じもする。
ボボボボボボォーッ!
「ココがオイラの家、シャッター開くよ」
住宅街と商店街の間にある、ガレージ付きの家。と言うか家付きガレージ。
300坪の大半がガレージと言う、一風変わった家である。
田舎のおかげで土地区画は広い。
カラカラカラ・・・。
おおお、メモってるな。
「おっきーねー、レオの家!」
この日の為に買った家でもある。
「ユウを迎える為の家さぁ」

0 件のコメント:
コメントを投稿