家付きガレージ、片手間にタバコ屋をやっている。
自分で吸っているし、いつでも休める。自販機も2台ある。
あまり儲かってはいないが、儲からないか。
ガレージ内はエアリフトやタイヤチェンジャー、工具も揃っている。
エンジンのオーバーホールくらいは自分で出来る。
「バックで入れるか」
ボボボボボボォー。ボッ!
「そういえばユウはどうなるんだ?」
まさか部屋まで来るとか・・・むふふ
「レオがキーを持って車から離れると消えるんだぁー」
俯きながら話し続ける。寂しいのか。オイラも寂しいが。
「私は07に触れる所までしか動けないから」
そうなのか。家でならキーは車に置いておくか。
それならグラスかけてればいつでも見れるし。
いや、それも酷か。さすがに休まんとアレだろうし。
「そーだ、夕飯まだなんだ」
「ガレージで食べるかな、椅子持ってくるから」
07に寄り掛かれるだろう。ちょっと話でもしたいしなー。
夕飯と言ってもレトルトカレーだけど・・・。
「ほれ、この椅子ならいいだろー」
映像なのだが、立っているより座ってるほうが同じ目線だし。
かと言って車の中ではなんだし。
「ありがとう、これならずーっと居られるね」
ガレージで一人なのはいつもの事だが、やはり人が増えると良いかも。
スタスタスタ・・・。
レオはガレージから家の中に入って行った。
ユウはガレージ内をキョロキョロと見回す。
工具やタイヤが整然と並んでいる。中2階がガレージの上空間1/3を占めている。
居間であろうかテレビの見える部屋とガレージの間がガラス張り。
ガレージは広くバイク2台と小さくて黄色い車、奥にグレーの車と赤い車。
07が居てもまだ余裕がある。
「みんなピカピカ、嬉しいんだね」
今にも動き出しそうな雰囲気である。
「みーんな私のお姉さん、みなさんよろしくおねがいします」
深々と頭を下げ挨拶をする。Sシステムは無いのだが。
出ー来た出来た、いつものカレーっと。
「ユウ、なんか言ったかー?」
ユウが丁度挨拶をしている所であった。
み、見えそぉーーー。
「あー、早いねーもー出来たの?」
こちらを振り返り、いつにも増してのニコニコ顔である。
「いっただっきまーす」
何故かユウにガン見されている。
じぃーーー。
「これだけ?お野菜とかスープは無いのぉ?」
うっ!痛い所を突いてくるな。何所からそんな情報を。
「いやいや、おなか空いててすぐ食べたかったから」
「かっかっか」
ユウはご飯とか食べないよなぁ。バッテリーか必要なのは。
「レオの家は同居人が多いねぇ」
プゥーーーッ!
カレーが飛び散る。
思いっきりユウの顔にかかった、と言えるが映像なので車に・・・。
「居ない居ないオイラだけだよぉ」
まさかK氏のデマ情報が入っているのか。
「二輪と四輪のお姉様方が。」
おおお、そっちか。びっくりさせるぜー。
「そそ、みんな年代物だけどね」
好きな車やバイク、その他にも。
これがCOZYさんの言う拘りと言うものなのかも。
好きな仲間に囲まれる幸せ。

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