DREAM

ep07 住人

家付きガレージ、片手間にタバコ屋をやっている。
自分で吸っているし、いつでも休める。自販機も2台ある。
あまり儲かってはいないが、儲からないか。
ガレージ内はエアリフトやタイヤチェンジャー、工具も揃っている。
エンジンのオーバーホールくらいは自分で出来る。

「バックで入れるか」

ボボボボボボォー。ボッ!

「そういえばユウはどうなるんだ?」

まさか部屋まで来るとか・・・むふふ

「レオがキーを持って車から離れると消えるんだぁー」

俯きながら話し続ける。寂しいのか。オイラも寂しいが。

「私は07に触れる所までしか動けないから」

そうなのか。家でならキーは車に置いておくか。
それならグラスかけてればいつでも見れるし。
いや、それも酷か。さすがに休まんとアレだろうし。

「そーだ、夕飯まだなんだ」
「ガレージで食べるかな、椅子持ってくるから」

07に寄り掛かれるだろう。ちょっと話でもしたいしなー。
夕飯と言ってもレトルトカレーだけど・・・。

「ほれ、この椅子ならいいだろー」

映像なのだが、立っているより座ってるほうが同じ目線だし。
かと言って車の中ではなんだし。

「ありがとう、これならずーっと居られるね」

ガレージで一人なのはいつもの事だが、やはり人が増えると良いかも。

スタスタスタ・・・。

レオはガレージから家の中に入って行った。
ユウはガレージ内をキョロキョロと見回す。
工具やタイヤが整然と並んでいる。中2階がガレージの上空間1/3を占めている。
居間であろうかテレビの見える部屋とガレージの間がガラス張り。
ガレージは広くバイク2台と小さくて黄色い車、奥にグレーの車と赤い車。
07が居てもまだ余裕がある。

「みんなピカピカ、嬉しいんだね」

今にも動き出しそうな雰囲気である。

「みーんな私のお姉さん、みなさんよろしくおねがいします」

深々と頭を下げ挨拶をする。Sシステムは無いのだが。

出ー来た出来た、いつものカレーっと。

「ユウ、なんか言ったかー?」

ユウが丁度挨拶をしている所であった。
み、見えそぉーーー。

「あー、早いねーもー出来たの?」

こちらを振り返り、いつにも増してのニコニコ顔である。

「いっただっきまーす」

何故かユウにガン見されている。

じぃーーー。

「これだけ?お野菜とかスープは無いのぉ?」

うっ!痛い所を突いてくるな。何所からそんな情報を。

「いやいや、おなか空いててすぐ食べたかったから」
「かっかっか」

ユウはご飯とか食べないよなぁ。バッテリーか必要なのは。

「レオの家は同居人が多いねぇ」

プゥーーーッ!

カレーが飛び散る。

思いっきりユウの顔にかかった、と言えるが映像なので車に・・・。

「居ない居ないオイラだけだよぉ」

まさかK氏のデマ情報が入っているのか。

「二輪と四輪のお姉様方が。」

おおお、そっちか。びっくりさせるぜー。

「そそ、みんな年代物だけどね」


好きな車やバイク、その他にも。
これがCOZYさんの言う拘りと言うものなのかも。


好きな仲間に囲まれる幸せ。




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ホワイト・アルバム2